主 産 地 | ブラジル、アマゾン川下流域 | |
別 名 | Canary wood、Limao-rana、Pau setim | |
外 観 | ジェルトン(Dyera costulata)の明るい黄色、木理模様と、ヨーロピアンボックスウッド(Byxus sem-pervirens)の硬さを併せ持っている。心材と辺材の境は、はっきりしていない。心材は鮮やかな黄色であるが、大気に長い間さらされているものは、濃色になっている。辺材は黄白色である。肌目はやや粗ないし粗で、木理は通直ないし、不規則になっている。光沢がある。 |
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主要特性 | 乾燥過程では均等に収縮し、ねじれは生じない。製品化後もあまり変形しないと考えられている。辺材と心材の差異はほとんどなく、欠点やねじれもめったにないため、廃材率は低い。木理が交錯している箇所では問題があるかもしれないが、それ以外の場所では加工は容易。油質ではない。極細目のサンダーで美しく仕上がる。光沢も良い。 |
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用 途 | 家具、キャビネット、床板(主としてパーケットにして、他の色の濃い木材と組み合わせて)、ブラシの柄、器具の柄、スポーツ用品、ろくろ細工などに使われる。 |
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備 考 |
総 称 名 | パウアマレロ | |
学 名 | Euxylophora paraensis | |
産 地 | ブラジル | |
科 目 | ミカン科 | |
比 重 | 平均気乾比重 0.80 |
広葉樹 |