主 産 地 | 西アフリカのシエラレオネからアンゴラにかけて、広く分布している。樹高は45メートルに達する大型の樹木で大きい丸太が取れる。 | |
別 名 | ライトァファラ、ライトリンバ、コリーナ、ブラックリンバ、ホワイトリンバ | |
外 観 | 辺材、心材は区別なく淡黄色から薄黄褐色で均一であるが、なかには灰褐色あるいはほとんど黒色に近い縞や斑の入った不規則な暗色の心材を有するものがある。木理は通直で、密、時に波状である。肌目はやや精だが均一である。 |
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主要特性 | 木材の密度は中庸で、曲げ強さ、剛性は低く、圧縮強さは中庸である。人工乾燥では殆ど劣化することなく、早く乾燥し、乾燥後の狂いもほとんどない。手道具でも機械でも加工や容易であるが、不規則木理の材面を鉋削する場合は、裂けを防ぐために刃先の角度を浅くする必要がある。接着性は良好で、目止め材を用いると美しい表面仕上げが得られる。 |
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用 途 | 淡色の木材は、家具、内装建具、店舗・事務所の造作、楽器、さらには棺まで幅広く利用される。黒い縞の入った心材は非常に味直的な化粧単板になり、羽目板、家具、フラッシュドア、象嵌細工に用いられる。ろくろ細工にも適している。 |
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備 考 |
総 称 名 | リンバウッド | |
学 名 | Terminalia superba | |
産 地 | コンゴ | |
科 目 | シクンシ科 | |
比 重 | 気乾比重 0.48〜0.64 | 広葉樹 |