アマレロ(AMARELLO)
主 産 地  中央アメリカのパナマから南アメリカのコロンビア、エクアドル、ベネゼーラ、ギアナ地域を通って、ブラジルの北部アマゾン地域にわたって分布している。
別   名  アマリロ
外   観
 心材は赤色バラ色から黄色で、表面は外気にさらすと褐色がかった黄色ないし濃い褐色になる。黄色味がかった偏在との区別ははっきりしない。

主要特性
 光沢は低いか中庸、香りは著しくないが、味はにがい。堅硬か、やや堅硬。肌目は精で均斉、木理は通直ないし非常に不規則、加工性は良く、耐久性は中庸である。

用   途
 かお一般家屋の敷居、骨組み、枠組み、フローリング、内部装飾、窓枠、ドアーなどあらゆる部分に使われるほか、家具、キャビネット、お箸、楽器にも使われ用途は広い。

備   考
 
総 称 名  アマリロ
学   名  Aspidosperma sp.
産   地  ブラジル
科   目  キョウチクトウ科
比   重  気乾比重 0.70〜0.85  広葉樹
参考資料:世界木材図鑑(産調出版)
       木材活用ハンドブック(産調出版)
       熱帯の有用樹種(大日本山林会)