アフリカブラックウッド(AFRICAN BLACK WOOD)
主 産 地  タンザニア、モザンビーク
別   名  東アフリカ エベヌ、モザンビークエベヌGrenadille(ヤマハではグラナディラと呼んでいる)アフリカ黒檀
外   観
 

主要特性
 極めて硬い材でかつ極めて均斉な材で木口、板目、柾目による変動も無い。かなり収縮は大きい。乾燥により変形する材である。一度乾いた材は再び吸収することは極めて困難であり、非常に安定した材である。耐久・保存性高く、油脂を含んでいるために、磨けば真黒色の光沢度は随一である。


用   途
 黒さ、硬さ、光沢により古来小さな高価なものの製造に用いられる。柄、遊戯用品、事務用品、杖など。旋削用に用いられる。扉の手、楽器などは重要な用途の一つである。また管楽器に用いられる。

備   考 杢目の粗い部分はあまり黒くなく、時間が経過しても黒くはならない。 
総 称 名  アフリカンブラックウッドグラナディラ
学   名  Dalbergia melanoxylon
産   地  タンザニア・モザンビーク
科   目  マメ科
比   重  気乾比重 1.22  広葉樹
参考資料:世界木材図鑑(産調出版)
       木材活用ハンドブック(産調出版)
       熱帯の有用樹種(大日本山林会)