講師 総合医療研究所所長 金 華洙
1.インフルエンザ対策
シベリアからの渡り鳥に発生したインフルエンザが中国にいるアヒル・鶏 にうつり黄砂によって日本にやってくる。
すなわち、日本に来るまでに時間が掛かるので、その間にワクチンを作成 することができる。
@ウガイと手洗い
最初は口の中だけで、次に喉のうがい。
ウガイは普通の水でよく、ウガイ薬は病気に罹った時に使用。
A加湿を忘れないこと
インフルエンザは乾燥する時期に流行する。最近は夏にもエアコンを使用するため、湿気が少なく、インフルエンザが流行することがある。
加湿器は顔の高さぐらいが良い。
マスクは湿気を作るということで、インフルエンザを防いでいる。
B夜寝る前の歯磨き
○インフルエンザの見分け方
普通の風邪は鼻水が黄色で、体温は37度〜38度。
インフルエンザは鼻水が透明で、体温は40度近くある。また、咳、寒気が
強い。
○注意点
新型インフルエンザが流行っている時は、旧型も流行る。
アルコール消毒は爪に掛けないと意味がない。最後は手首につける。
*親の患った同じ病気に罹り易い。理由としては食べ物が同じ。
○万病の元である動脈硬化
血圧が高いと動脈硬化に罹り易い。動脈硬化は多くの病気の元である。
血圧は利き腕とそうでない腕では3ぐらい差がある。大きく差がある時は、
血管が詰まっている可能性が高い。血圧は上が高いと“破る”ということで 、脳卒中に罹り易い。対策は温度差に気をつけること。
下が高いと“詰まる”ということで、心筋梗塞に罹り易い。
対策は水分を少 しずつこまめに取ること。
◎血管を若返らせる呼吸法
2分間ゆっくり呼吸 5秒吸って5秒吐く
○朝の新呼吸法
血圧安定・動脈硬化予防
@手を組んで準備運動をする
A腹式呼吸
B胸式呼吸
◎血圧のコントロール
@深呼吸
A適度な運動
B適切な食事
○白血球を増やす方法
“精神面”
@物事をくよくよしない
A周りの人々に心から感謝する
“日常生活”
@好きなことを30分以上する
Aお風呂、サウナ
B動物性の脂、食物を食べない
すなわち、ストレスが溜まらない人生が健康を保つ。
調子が悪いと感じた時は、薬に頼らず、食事・運動によって治す。
○食事の注意点
塩分は一日10gまで。
外食産業の食べ物は塩分が多い。6g〜7.5gぐらいあるものが多い。
サバ煮込み定食といっても、味を落とさないために油を使用して冷凍しているので塩分が高い。
塩分表示にはソースとかタレの塩分は含まれていない。
塩化ナトリウムの表示は2.5倍して塩分表示になる。
お菓子類にも塩分は多く、食べてすぐ寝るのは脂肪を増やす。
お腹の肉を掴んで、1cmぐらいあると脂肪は1kgある。
○食事での参考点
@シジミは冷凍しておくと、オルチミンが4倍になる。
A卵焼きに牛乳を足すと、コレストロール値が下がる。
B野球選手はオフの時は、肝臓を休めるため鶏しか食べない。
C味噌汁は、具だけ電子レンジなどで熱を通し、それにスープを加える方法が 良い。味噌には、きな粉を少し加えると良くなる。
D目覚めの良くない人、あるいは朝食と昼食の間が短い人はパン食が良い。
E納豆には鰹節を加えるとカルシュームの吸収が増え、血栓を溶かす。
ただ、納豆を食べ過ぎると大豆不足になる恐れがある。
F朝・昼・夜=5:6:4 の比率で食べると良い。
G朝食に、海苔あるいはゴマは血圧を下げる効果がある。
Hお新香は乳酸菌が多いのですが、夕食には食べない方が良い。
○運動での参考点
@膝の痛い人は、10cmぐらいの台に上がったり下りたりすると痛みが和らぐ。
A肩こり除去法として、長い丸棒を首の後ろに置いて両手で支え左右に振る。
B血圧の循環を良くするために、靴下は2つ折りにする。
C朝起きた時が肝心。グーパー運動で脳の覚醒度を上げる。
手のひら・足のひらを握ったり開いたりすることが自律神経のバランスを保 つ
D座っての踵運動 ゆっくり上げたり下げたりする。
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