唐木のダイキン 黒檀・紫檀・各種木材の輸入販売

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2005/9/14

盛和塾 全国大会
1.盛和塾東京

不動産再生事業を中核とする総合サービス
「フィロソフィと業務展開は一体不可分」
不動産再生、リプランニング事業
顧客の苦情:空室率50%以上のビルをリプランニング
10年前 売上げ5,000万円 経常利益400万円 昨年売上げ77億円 経常利益14億円 今期予想 売上げ151億円 経常利益24億円の予想

30才で独立し、37才で入塾。 利他の心を社員と共有
売買仲介、リプランニング、建築、プロパティマネジメントなどの事業
賃貸仲介(8チーム)
常に出来ます、任せて下さいと言って仕事を取り、それから考えた。
オフィス賃貸の落ち込みが少ないことに目を付け、この仕事を始める。
やってことがあるのか、ないのかは問題ではない。全て出来ますと言ってから考えた。
嘘の独創性 → 差別化につながった
真実の人生=明確な目的・目標がある

塾長からの学び

@ 正しい生き方 利他の心
人に喜ばれることをする

A 社長が社長らしく生きる 経営者としての正しい振る舞い
率先垂範、誰にも負けない努力をする

B トップの思いやり、誠実さ
社員と共にという意識が大事です。   
人間としての愛、いたわりが大事で、夜12時に1コールで電話に女性が出るのは   利他の心ではない。

* 塾長例会の次の日は一つだけ実行に移す
年間24回の塾長例会で24回の改善が出来る   

毎回3,000字以上のレポートにして、塾長の言葉を噛み砕いて社員さんに伝える。
経営者は「言葉ありき」   

経営者には正しさ、信頼、熱意が大事。

今後の展開
@ 人財育成
A 現事業の拡大
B 多角化

経営方針
@ 利己主義より利他主義
A 誰にも負けない努力
B 絶対的積極


生きる目的は? 仕事の価値とは?  社員に問う
人生を掛けて、どれだけ多くの人に役立たせていただくことができたか。


仕事が働き甲斐のあるものであれば。
仕事で自己実現しようではないですか。


お客様の要望に応えていくだけで、売上げ増加につながっている。

塾長
塾長の言葉を実践されている
自分で咀嚼し、文章化し、社員にわかり易く語りかける  →  従業員に説得力がある
本当に素晴らしい
お客様から頼まれれば、全て受け入れる。そしてそれから考える。
そうすると仕事は一杯ころがっている。
素直な心でみていくと、いくらでも仕事はころがっている。
天の時、地の利を待たないとダメ。
塾長としては、堀口さんのような人が出てくると、ボランティアとしてやってきた 甲斐がある。




2.盛和塾東京 

売上高106億円
「うそをつかない経営、利他の精神に基づく真にお客様第一主義の経営」
千葉県柏市を中心に注文建築、不動産売買
25才で独立し、26才で会社設立。
住宅の仲介業から開始し、住宅の建売りに移行。
1991年ごろ、バブルの崩壊にも拘らず物件を買い続け、年商の3倍の負債ができる。
宅地分譲と注文住宅のミックスの形態で業績向上。
嘘を付かない、オープンにすることが一番大事。
クレーム、値引き要求に対して返答を先延ばしし、上司がダメだと言っている等の嘘を付くというのを是正していく。
人の為に努力して初めて、それが自分に返ってくる。
毎週一回の幹部会議でモラルの向上を図る。
ごみが落ちていたら、競って拾いに行く
嘘を付かないというお客様第一主義を貫く


塾長
社員教育を一番だと考え、知識・技術よりモラル教育を優先する、人々のお役に立てる人間を育てていきたいということで素晴らしい
嘘を付かない経営で信用を得た
クレームが付いても逃げないという経営を実践されている
年間400軒〜500軒という千葉県で2番目の地位を築かれたのも、不正を働かないという 経営も賜物




3.盛和塾大阪 

壁面装飾 2.7x2.1mのオリジナル和紙
「神代」の山下さんの仕事をして、その考え方を聞き入塾。
手漉き和紙の素晴らしさの原点を探る
長く使うほど良さが発揮される  →  建築インテリア
2.1x2.7mの和紙を基本とした大きさで展開させることに決める
何故、和紙が愛されてきたのか
障子の魅力とは何か。
白い神は神に通じ、不浄に通じたもの
今の和紙は1,200年前の技術
現在の革新的和紙の作成に挑戦
道具から考え、より簡単な道具を考案したり、毎日の改善、創造を繰り返す
自分の使命は和紙文化の発展に貢献することだと考える


活動の目的
@ 和紙を通じて人の役に立つなど4項目

塾長

「できるかできないかと考えた時、出来る前提で物事を進める」という発想は素晴らしい 自分の能力を現時点で考えるのではなく、ポジティブに前向きに可能性を信じてやっていくということで素晴らしい。
「労働争議が起こった時、全従業員の物心両面幸せを追求するのが経営者の務めなのだからと思い直し、労働条件を見直す」という私と同じ経験をされています。





4.盛和塾福岡

お家騒動の時、持ち株が少ないのを、第三者割り当てを実施し社長に就任。
精進する事が大事だということで、誰にも負けない努力、毎日の反省、人の役に立つことを実践
天から授けられた社長業を営めということですが、会社は使命、ミッションを持って社員を引っ張る。
良いことはすぐしなさい。
社員の心を合わせなさい
社員の心を結集しなさい

社長の基本的な仕事
5項目

高品質のサービスの提供
80人の社員を7班に分けて、月に一回「どのような目的を持って仕事をしてきたか、次の一ヶ月はどのような目的を持って仕事をするか」という意見を述べてもらう。


塾長

「人生は出会った人で決まる」ということで塾長と出会って人生が変わったと言ってもらって光栄です。
多くの人の助けを借りて今日がある。
「良い人との出会いがあって今日がある」と思える気持ちが素晴らしい。 10年の労働争議を経られて非常に苦労をされたのですが、勉強熱心で詩を愛される素晴らしい心の持ち主
従業員に「社長ありがとう」と言ってもらえるような会社にしてください。




5.盛和塾鹿児島 

本格焼酎販売
大学修学中にアルバイトをしていたが、社員さんの要請により大学中退し翌日から代表取締役専務という肩書きで仕事を始める。
昭和62年に人員整理を余儀なくされ、幹部も辞めていく。
そこで再建戦略を立てた。

@ 自立心が足りない(問屋への依存販売を止める)
A 情報収集をしっかりする
B 力量に合った事業展開をする(卸売業の撤退)

経営とは心の鍛錬の場
塾長の教えから自分は間違っていない、努力が足りないだけだと知る。
平成3年入塾し、塾長の教えを信じて盲目的に実践するしかないと考える。
平成6年に社長就任。

経営理念
自立自興の企業を目指し、且つ心を高める場たらんとす

方針
元気・勇気・やる気(三気)で幸せにする、幸せになる

目標

五つの価値の創造
@ 価値ある自分 実力を磨くべし
A 価値ある仲間 切磋琢磨すべし
B 価値ある企業 社会に役立つべし
C 価値ある仕事 成長し発展すべし
D 価値ある報酬 豊かになるべし

事業とは何かを考える
@ 世の為、人の為になる
A 一つの哲学実践の場
B 実践である、
C 思想・哲学
D 完璧を目指せ

どう生きるか
@ 自らを解放する
  自らを信じる、思ったらやれ
A 原点を見失うな
  大善は非情に似たり、小善は大悪に似たり
B 自立自興
C ベクトルを合わす
D 勝つに勝ち方あり、負けるに負け方あり
  ど真剣の努力あるのみ

業績 昭和62年 年商1.2億円、 現在73億円 経常利益10億円


塾長
豪放磊落の性格なので、失敗するのも成功するのも、この性格のせい。 事業は思想・哲学が大事で、人間的な価値観が大事である。 経営者は数字に強くならないとダメである。
費用・経費はどこを見れば良いのか、売上げはどこを見れば良いのか。

従業員とベクトルを合わせる 売上げを上げ、経費を減らす戦略・戦術の立て方 B/Sを見ながら、流動資産と流動負債比率を改善するにはどうするかを見ないといけない





6.盛和塾北千葉  

自動販売機のオペレーター事業
年商15億円、経常利益2,800万円

父母が離婚し、高校でアルバイトをしながら学費を稼ぐ。
空手を習い、高校時代に2段を取得
自分の成長に期待したいと新日鉄を辞め、独立。
お茶の販売、健康器具の販売など、多くの仕事を手掛けるが、見事に失敗。
6年間で貯めた200万円はあっという間になくなる。
27才で自動販売機事業を始める。
12期より、経営計画を立て、経営方針を発表。
真面目にやっていくと報われることを学ぶ。

人財創り、幹部創り
2002年6月19日に塾長例会があり、経営問答をしていただく。
そこで社員さんに対する思いやりに気付く
愛の伴わない教え方はダメである
リーダーシップ、勝気など多くのものを持っているが、持っていないのは緻密な計算力・企画力だと塾長から教えられる。
外部団体に頼めば良いと指導を受け、アメーバ経営を導入。それで利益が戻り始めた。
全社員が一所懸命に努力していると神風が吹いてくる
今は世の中の役に立つ人間になると決めました


塾長

非情に勇気があり、勝気ですが、貧乏は嫌だという小さな頃の思いがバネになっている。 財政力がないのに、拡大するのは危険である。
消耗するものに目を付けたのは良いが競争が激しく、薄利なので数字に強い経営をしないと利益を出せない。




7.盛和塾北大阪

総合建設業
3代目ですが、父は厳しい人で遊んでもらった記憶がない。
大卒後、新日鉄に入社するも、自分のする仕事ではないと考え、家業を継ぐことを決める。
10年前に入塾し、7年前に社長に就任。
特別老人養護施設の設立に関し、父と意見が対立するも最終納得し、やり始めるも準備に3年を要する。設立前になって、補助金が出ないという理由から中止を迫る父親を説得。
「動機善なりや、私心なかりしか」の教えを守りました。
その時、「売上げを最大限に経費を最小限に」の教えにも従いました。
社員の人財育成が必要だと考え、朝礼、月例会で理念の浸透を図りました。
人生の最後に「ありがとう」と言わせてあげることが、どれだけ大事かということを社員さんに教えるのが私の仕事です。

経営者は心を高めないといけない

塾長

お父さんが工務店を作られたのですが、怖い存在。
ようやく一番大事なものは心だと悟った。
工務店の売上げ45億円、45人で利益が出せている、この工務店の売上げ・利益が上がったのか下がったのかを言われなかったが、それが聞ければよかった。




8.盛和塾京都 

婚礼貸衣装及びブライダルコンサルティング
海外貸衣装サービスを早くに展開
自ら変化を創造し続ける経営
経営理念の浸透が自分の役目

創業の原点
昭和28年、母が貸し衣装店として開業
母の教え「実学と努力」
昭和34年に東京の貸し衣装店に丁稚奉公、途中富士山を見た時に日本一の貸し衣装店にしようと決意
大きい仕事、難しい仕事を狙え
創業20周年、ハワイに貸し衣装店を開く
万博のあった年で調べると850組のカップルがハワイで挙式をしていたので、ハワイに店舗を開くことを決意。
それから事業拡大をしていったのですが、店舗ごとの採算が不十分だったので、アメーバ経営を導入。時間当たりの生産性もつかめていなかった。
当時、売上げ20億円、全員参加のガラス張り経営

部下の指導

「小善は大悪に似たり」という塾長の教えに従う

中国への進出を計画をした時に幹部社員の反対に合うが、上海に工場を設置。
目黒のある雅叙園を引き受けるが、当時、結婚披露宴が900組まで落ち込んでいたのを 1,800組まで修復。

日本一になりたいという気持ちが焦りになっていたのかもしれない。 社会への貢献が二の次、三の次になっていて、売上げ至上主義になっていた。 稲盛塾長から「はらはらどきどきする経営だ」と言われ、物心両面の幸せを追求し、社会に貢献すべきだと改めて考え直す。
昔、JCにのめり込んで塾長に午後6時に講演をしていただいた時、こんな時間に会社を出たことはない、会社に帰って仕事をしたらどうかと言われた。
今は世の為、人の為にご恩返しが出来ればと思います。


塾長

春、秋、土、日、午後が忙しいのですが、全体を通じて黒字が出ていてもダメだと考え、アメーバ経営を導入し、どうすれば暇な時に黒字を出せるかを工夫された。
すなわち、全社員で考えるようにされ、塾長自らも勉強になったそうです。


リーダーシップ
大善は非情に似たり、小善は大悪に似たり

人を育てるには優しさがないといけないのですが、過ぎると非情につながる。
厳しくするけれども、その中に優しさがないといけない。
それが大善につながります。
バナナ王の山田氏も同じ経験をされました。


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